家事そのものより「考える時間」に疲れていませんか?
家事が嫌いというわけではないのに、なぜか気が重い…。
そんな感覚を持っている方は、意外と多いのではないでしょうか。
私自身もそうでした。
私の場合は掃除や洗濯の量が特別多いわけではありません。
それでも、「あとでやろうか」「今やるべきかな」「何から始めるべきか」なんて事が、一日中頭の片隅にいた時期もありました。
体は動いていないのに、頭だけが落ち着かない…。
この状態が続くと、思っている以上に疲れますよね。
結論:家事はまとめてやると、考える回数が一気に減ります
私がやめたのは、家事を思いついたタイミングで判断することでした。
代わりにやったのは、「家事はまとめてやる時間を先に決める」それだけです。
このやり方に変えてから、家事の量は変わっていないのに、考える時間だけが、はっきり減りましたね。
これは想像以上に大きな違いでしたよ。
なぜ家事をまとめると、頭が疲れにくくなるのか(私の体験)
以前の私は、家事を始める前に必ず準備をしていました。
一般的には、こうした判断や段取りが必要だと思われがちですよね。
実際に私も「ちゃんと考えてからやらないと回らない」と思っていたんです。
でも、実際に「この時間は家事」とだけ決めて動いてみると、厳密に決めなくても、案外特に問題は起きませんでした。
目についたところから手を動かす。
途中で終われば、残りは翌日に回す。
当たり前ですけどそれでも生活は普通に回っていたんですね。
むしろ、考えなくていい時間が増えたことで、気持ちがかなり楽になったと思います。
家事をまとめようとして、逆に疲れた失敗パターン
もちろん、最初からうまくいったわけではありません。
私がやってしまった失敗は、
特に多かったのが、考えている時間のほうが長くなるという状態ですね。
これでは本末転倒ですよね。
そこで、「何のためにまとめているのか」を考え直しました。
目的は効率ではなく、考えなくて済む状態を作ることです。
私が続いている「家事をまとめる5つのルール」
1. まとめるのは「時間」だけ
私の場合は、午前中に30〜60分と決めています。
何をやるかは、その場で見て決めていますね。
2. 終わらせない前提で始める
全部終わらなくても構いません。
途中でやめてもいい、という前提で動くようにしました。
3. 家事道具の置き場所を一か所にする
これはかなり効きました。
私の場合は、掃除や片付けに使う物の置き場所を一か所にまとめています。
探す時間がなくなると、「やるかどうか」で迷うこと自体が減りますね。
4. まとめた分、やらない時間を決める
夕方以降は、「今日はもう家事を考えない」と決めました。
これだけでも、気持ちの切り替えが楽になりますよ。
5. できたかどうかは気にしない
見ているのは一つだけです。
考えずに済んだかどうか。
ここを基準にすると、続きやすいですよ。
まとめ:次から迷わず使える「家事をまとめる判断ルール」
最後に、私が今も使っている形でまとめておきますね。
家事は、
①やる内容を事前に決めない
②やる時間だけ先に決める
③道具の置き場所を一か所にする
一般的に必要だと思われがちな段取りや準備を、すべてやらなくても生活は回ります。
もし次に、家事のことが頭に浮かんだら、「今やるべきか」を考える代わりに、決めた時間まで置いておくことを試してみてください。
考える回数が減るだけで、毎日の疲れ方はずいぶん変わるはずですよ。
もし家事そのものより「考える時間」に疲れているのかも…と感じたりしているなら今回のこの記事を参考にしてみて下さい。

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