男性が眉毛を自分で整える時に難しく感じるポイントはどこか?
「眉の形を決めること」そして「この毛は残すのか、取るのかを自分で判断すること」ではないでしょうか。
眉を近くで見ていると、長い毛や輪郭から外れた毛が次々と気になってきます。
そこで1本ずつ処理しながら形まで考えようとすると、「もう少しこっちも…」となりがちです。
その結果、最初に考えていた眉より細くなったり、左右を合わせようとして削り続けたりしやすくなります。
しかも、描いた線なら消せますが、切ったり剃ったりした毛はその場では戻せません。
だからこの記事では、最初に毛を処理するのではなく、先に「この形を残す」と決め、その外側だけを整える順番で進めます。
この記事では、眉毛をセルフで整える基本の流れとして、黄金比を最初の物差しにしながら、眉の見え方や顔立ち、今生えている自眉を合わせて考えます。
そのうえで、残す眉を実際に顔へ描いてから、切る・剃る工程へ進みます。
まずは、残す形を決めるための土台から見ていきましょう。
メンズ眉毛の整え方は「残す形」を決めてから始める
「眉の手入れ」
こう聞くと、長い毛を切る、周りの毛を剃る、といった作業が思い浮かぶかと思います。
ですが、「切る」・「剃る」は形を決めた後の作業です。
先に「残したい眉の形」を決める。
そうすることで、「ここは残す」、「ここは形の外だから処理する」と分けて考えられます。

眉毛の基本|眉頭・眉山・眉尻の位置を知る
眉の形を考えるときによく使うのが、眉頭・眉山・眉尻の3か所です。
- 眉頭
鼻に近い側の始まり。 - 眉山
眉の中で高くなるあたり。 - 眉尻
こめかみに近い側の終わり。
この3か所の位置を決め、そこから太さや角度を考えていくことで、眉全体の形を組み立てやすくなります。
また、眉の上側は「眉上」、下側は「眉下」です。
この先は下の図で位置関係が分かっていれば十分です。

では実際に、この「眉頭・眉山・眉尻」をどう自分の顔に当てはめていくのか。
そこで最初の目安になるのが、眉の黄金比です。
メンズ眉毛の黄金比|眉頭・眉山・眉尻を考える基準
眉には、眉頭・眉山・眉尻の位置を考えるときに使われる基準があります。
一般に「眉の黄金比」「ゴールデンバランス」などと呼ばれているものです。
何も基準がない状態で「この辺かな?」と決めるより、まず基準になる位置を見て、そこから自分の眉を考えていきます。
眉毛の黄金比で見る眉頭・眉山・眉尻の位置
眉の黄金比の代表的な目安を簡単に整理すると、次のようになります(*1)(*2)(*3)。
- 眉頭
目頭の真上あたり
- 眉山
眉頭から眉尻までの約3分の2あたり
目尻側の白目が終わる位置の真上付近も目安になる
- 眉尻
小鼻と目尻を結んだ線の延長上あたり
- 高さ
眉尻が眉頭より大きく下がらない位置をひとつの基準にする
文章だけで位置を覚える必要はありません。
「細い棒」や「ペン」などを顔に当てることで、自分の顔ではどの辺りになるのかを確認できます。

ここで大切なのは、基準線が示した点をすぐに「ここが自分の正解」と決めないことです。
まずは「自分の顔では、このあたりが基準になる」位に思ってください。
実際にどの位置を使うかは、このあと「眉の形」や「顔立ち」や「今生えている眉」も見ながら決めていきます。
黄金比は完成形ではなく、自分の眉を考える物差しにする
「黄金比で眉頭・眉山・眉尻の位置を決めれば、目指す眉の形も決まるのでは?」
こう感じるかもしれません。
ですが、黄金比は大体の基準であり目安です。
例えば「眉を直線寄りにする」、「少し曲線をつける」など。
同じ顔でも、眉山の角度、太さ(*5)(*6)、眉尻までの長さを変えるだけでも顔の見え方は変わります。
つまり、黄金比が教えてくれるのは「どこを基準に考え始めるか」までです。
そこからどんな形へ寄せるかは、もう一段考える必要があります。
次は、眉のどこを動かすと顔の見え方がどう変わるのかを見ていきます。
メンズ眉毛の形の種類|角度・太さ・長さで見え方はどう変わる?
ここでは眉型の名前を覚えるより、「どこを変えると、どう見え方が動くのか」を掴んでください。
その方が、この後で自分の眉を考えやすくなります。

- 直線寄り/曲線寄り
曲がり方を変えると、眉全体のやわらかさやすっきり感が変わる
- 角度弱め/強め
眉山の出方によって、穏やかに見えるか、引き締まって見えるかが変わる
- 太め/細め
太さを変えると、眉の存在感や顔の中での目立ち方が変わる
- 長め/短め
眉尻までの長さを変えると、顔の横方向への広がり方が変わる
どれかひとつが正解という話ではありません。
今の眉から大きく変えなくても、角度を少し弱くする、眉尻を少し長くする、といった調整でも見え方は変えられます。
眉の形は、ストレート眉、アーチ眉、平行眉、上がり眉などいくつかの形の種類があります。
ただし、実際の眉がそのどれか1つに、綺麗に当てはまるとは限りません。
「ストレート眉にする」と名前から決めるより、直線をどのくらい残すか、眉山をどのくらい出すか、と分けて考えた方が自分の眉には当てはめやすくなります。
名前を覚えなくても、この先の手順には影響しません。
形による違いが分かると、次は「では自分の顔なら、どちらへ寄せるか」です。
そこで判断材料になるのが、顔型や顔立ちです。
メンズ眉毛を顔型別に考える|丸顔・面長・エラ張りで見るポイント
眉は単体で見るより、顔全体の中で見た方が形を決めやすくなります。
これは、顔の縦横のバランスや輪郭によって、同じ眉でも見え方が変わるためです。
黄金比を基準にした眉の角度や長さ。
この角度や長さを調整するのに、顔型はひとつの手掛かりとして使えます。
顔型別に眉の角度・眉山・長さをどう調整する?
顔型別に見ると、眉の角度や長さをどちらへ寄せるかには、次のような考え方があります。
- 輪郭の丸みが強い顔
眉山を少し出して上向きの線をつくると、顔に縦方向の動きが加わります。
- 縦長に見えやすい顔
眉山を高くしすぎず、やや平行寄りにすると、縦方向をさらに強調しにくくなります。
- エラが張って横幅が目立ちやすい顔
眉山をある程度残し、眉尻にも少し長さを持たせる考え方があります。
ここでも、顔型に合わせて眉を大きく作り替える必要はありません。
今の眉を基準に、少し角度をつける、眉山を抑える、眉尻の長さを残す、といった「考える材料」として使います。
顔型だけで眉を決めない|顔立ちと自眉も合わせて見る
「丸顔ならこの眉」
「面長ならこの眉」
こう決めてしまえば簡単ですが、実際の顔は輪郭だけでできているわけではありません。
同じような顔型でも、目や鼻の位置、眉と目の距離、今生えている眉の太さや角度はそれぞれ違います。
そのため、自分が丸顔なのか卵型なのかを細かく判定してからでないと進めない、ということでもありません。
鏡で顔全体を見て、丸みが強い、縦長に見える、横幅が目立つといった大まかな特徴が分かれば、ここでは十分です。
顔型は眉を決める答えではなく、黄金比からどちらへ形を動かすか考えるための材料のひとつです。
眉は顔の上部を横切る線なので、角度や長さを変えると、顔全体の縦横の見え方にも影響します。
丸みが目立つ顔で眉山を少し高くするのは、上向きの線を加えて縦方向を意識しやすくするため。
面長の顔で眉山を抑えて平行寄りにするのは、眉まで強く上へ伸ばして縦長感を足さないため。
こう考えると分かりやすくなります。
ただし、これは顔型から眉を自動的に決める公式ではありません。
この先で今生えている眉まで確認し、実際に作りやすい形へ合わせます。
ここまでで「基準」と「どちらへ寄せるか」の材料がそろいました。
ここまでのように、「黄金比」や「眉の形」や「自分の顔立ち」を自分で組み合わせて考える方法もあります。
一方で、「理屈をひとつずつ当てはめるより、自分の顔で眉を変えた状態を直接見比べたい」という場合は、顔写真で候補を試して決める方法も使えます。
👉「自分の顔写真で眉の候補を見比べながら、目指す形を決める方法」
ただ、実際に切ったり剃ったりするのは、「一般的な眉の見本」ではなく「今、自分に生えている眉」です。
次は、ここまでの基準をどう自分の眉に当てはめるかを考えていきます。
黄金比・顔型・自眉を合わせて「残す眉」を考える
ここから見るのは、今実際に生えている自分の眉です。
眉は白紙の上に描くわけではありません。
既にある太さや眉山、毛が濃いところ・薄いところを見ながら、どこを生かして、どこを少し変えるか考えます。
今生えている自眉の太さ・眉山・眉尻・左右差を確認する
鏡で眉を見るときは、「整っているかどうか」だけではなく、次のような部分を見てみます。
- 太さ
今の太さをどのくらい残せそうか - 眉山
自然に高くなっている場所はどこか - 眉尻
どこまで毛が生えているか - 毛量
濃いところ、薄いところはどこか - 毛流れ
毛がどちらへ向いて生えているか - 左右差
左右で高さや長さ、太さに違いがあるか
この段階では、まだ「どこを剃るか」を決める必要はありません。
まずは今ある眉の形を材料として見るだけです。

たとえば上の眉なら、太さはすでに十分あり、眉山も自然にできています。
この場合は、大きく形を作り替えるより、この形を土台にした方が少ない調整で済みそうです。
こうして今の眉を見ることで、黄金比や顔型の話をそのまま自分へ当てはめるのではなく、「自分の眉なら、どこまで使えるか」を考えられるようになります。
黄金比と自眉がズレても、無理に削って合わせない
実際に自分の眉を見ると、黄金比の基準とぴったり重ならないこともあります。
例えば、黄金比で見た眉山の位置より、今の眉が自然に高くなっている場所が少し内側にある、といった場合です。
この時に、黄金比の位置へ合わせるために今の眉山を大きく削り、外側に新しい眉山を作り直す必要はありません。
黄金比は、あくまで最初の基準です。
実際に残す眉は、次の3つを合わせて考えます。
- 基準
黄金比ではどのあたりになるか - 方向
眉をどんな見え方へ寄せたいか - 自眉
今の毛をどこまで生かせるか

この例なら、黄金比上の眉山とは少し位置が違っていても、今ある眉山をそのまま使える範囲にあります。
そこで、眉山を大きく移動させるのではなく、今の形を生かしながら全体を少し整える方向で考えます。
黄金比に眉を合わせるのではなく、黄金比を物差しにして、自分の眉を判断する。
ここまでできれば、基準を自分の顔へ使える状態になっています。
切る・剃る前に「今回はどう整えるか」を決める
ここまで見た材料を、1度まとめます。
難しい眉型の名前を決める必要はありません。
今の眉の何を残して、何を少し変えるかを普通の言葉で決められれば十分です。
ここまで例にしている眉なら、今回は次のように考えます。
- 今の太さは大きく変えない
- 全体を少し直線寄りにする
- 今ある自然な眉山を生かす
- 眉尻の余分な部分を整理する
自分の眉でも同じです。
例えば「今の太さは残す」「眉山は大きく変えない」「眉尻だけ少し整える」といった程度でも、これから何をする眉なのかはかなり明確になります。
反対に、ここを決めないまま鏡へ近づいて毛を一本ずつ見始めると、また「この毛も取った方がいいか」と細部から形を考える状態へ戻りやすくなります。
まず全体の方向を決める。
その後で、その形を自分の顔の上へ実際に置いていきます。
次は、黄金比の基準と今決めた方向、自眉の生え方を合わせながら、実際に使う眉頭・眉山・眉尻の3点を取っていきます。
眉毛をセルフで設計する|3点を取り「残す眉」を描く
ここからは、頭の中で決めた眉を自分の顔の上に見える形へ変えていきます。
この段階で使うのは、鏡、眉ペンシル。
それから眉頭・眉山・眉尻の位置を見るための細い棒やペンです。
ハサミやシェーバーは、残す形が決まってから使います。
黄金比を基準に、実際に使う眉頭・眉山・眉尻を決める
最初に確認した黄金比の基準を、もう1度自分の顔で見てみます。
ただし、ここで取るのは「黄金比が示した点をそのまま写した位置」ではありません。
黄金比で基準になる位置を見る。
その上で、ここまでに決めた眉の方向と、実際に生えている自眉を合わせて、今回使う眉頭・眉山・眉尻を決めます。
- 眉頭
黄金比の基準を見ながら、今の眉頭をどこまで生かすか
- 眉山
基準位置と自然な眉山を見比べ、無理なく使える位置はどこか
- 眉尻
基準になる長さと、実際に毛が生えている位置を見て決める
まず、細い棒やペンを顔に当てて基準位置を確認。
そして、眉ペンシルで軽く点を付けておきます。
ここまで例にしている眉なら、眉山は黄金比の基準へ大きく動かさず、先ほど決めた通り今ある自然な眉山を生かす位置を使います。
黄金比は位置を考えるきっかけに使い、最後は自分の眉に合わせて採用する点を決める。
この順番なら、前に決めた方針をそのまま顔の上へ移せます。
眉毛が左右非対称でも、完全に同じ形へ合わせない
左右に点を付けてみると、眉頭の高さや眉山の位置、眉尻の長さが違い、眉毛が左右非対称に見えることがあります。
それでも、どちらか片方の眉の形を、そのまま反対側へコピーする必要はありません。
まずは左右を見比べて、次のような眉を参考にすると考えやすくなります。
- 今回目指している方向に近い眉
- 眉の毛が十分に残っている眉
- 大きく形を変えなくても目標へ近付けやすい眉
どちらか片方を完全な正解とはしません。
左右それぞれの生え方を見ながら、顔全体で大きな違いが出ない位置に眉頭・眉山・眉尻を置いていきます。
また、毛が少ない部分まで無理に左右同じに揃える必要もありません。
毛が少ない方に合わせて削るのではなく、足りない部分は眉ペンシルで補いながら残す線も考えられます。
左右で眉の形が違う。
左右で眉の生え方が違う。
眉の形作りや眉の手入れでは、これらを考慮する必要があります。
自分の眉の特徴をプロに聞き、以降のセルフケアに活かす方法。
詳しくはコチラ👉「自分の眉の特徴を知りセルフケアに活かす眉サロン活用法」
眉頭・眉山・眉尻の3点をつないで「残す眉」を描く
眉頭・眉山・眉尻の位置が決まったら、今度はその3点をつないで、実際に残す眉を描きます。
点に対する線の描き方では、今の眉とは別の綺麗な輪郭を新しく描こうとする必要はありません。
まず土台にするのは、今生えている自分の眉です。
ここまでに決めた、下記の方針を思い出しながら、今の眉の輪郭を基準に線を置いていきます。
- 今の太さはどのくらい残すか
- 直線寄り・曲線寄りのどちらへ動かすか
- 今ある眉山をどこまで生かすか
- 眉尻をどこまで残すか
今の形で残したいところは、そのまま自眉に沿う。
少し変えたいところだけ、前に決めた方向へ線を動かす。
こう考えると、眉全体を1から描き直す必要がなくなります。
線を引いてみて、自眉から大きく外れていたり、思っていた以上に細くなっていたりするなら、その場で描き直してください。
ここで作る線の目的は、「この内側は残す」という境界になる線を、自分の顔の上で見える状態にすることです。
まず上側と下側のラインを軽く取る。
そして、その間をどの位の太さで残すか見ていきます。
ここで思い出したいのが、前に決めた「今回はどう整えるか」です。
例にしている眉では、太さを大きく変えず、少し直線寄りにし、自然な眉山を生かして、眉尻の余分な部分を整理する方針でした。
その方針が、ここで実際の線になります。

ここまで来ると、「どんな眉にするか」は頭の中だけの話ではなくなります。
鏡を見れば、これから残す眉が実際に顔の上に見える状態です。
毛を切る・剃る前に、描いた眉を顔全体で確認する
線を描けたら、すぐにハサミやシェーバーへ進まず、1度鏡から少し離れて見てみます。
こうすることで、眉を近くで描いていると気付かなかった違いが、顔全体で見ると見えてくることがあります。
- 思っていたより細く見える
- 眉山の角度が強く見える
- 眉尻が長く見える
- 左右の印象が思ったより違う
- 眉だけが顔から浮いて見える
気になるところがあれば、ここで線を消して描き直します。
まだ処理していないので、線なら何度でも戻せます。
たとえば今回の例で、描いた状態を見ると眉山の角度が少し強く感じたなら、眉山付近の線だけ少し緩やかに描き直せば済みます。
ここまでで、黄金比や顔立ち、自眉を見て考えた内容が、実際に残す眉の形としてまとまりました。
考える
↓
顔に描く
↓
確認する
実際に眉毛を処理し始めるのは、この段階まで済ませてからです。
もし「目指す方向は分かったけれど、今の眉のどこまでを残す線にすればいいか自分では決めにくい」と感じる場合。
AIを補助に使って処理する範囲を確認する方法もあります。
👉「AIを使って、今の眉のどこを残すか確認しながら整える方法」
自分で描いた形に納得できたら、ここから先は新しく眉を考える工程ではありません。
今決めた線へ、自眉を合わせていく作業に入ります。
メンズ眉毛をセルフで整える|残す線を基準に切る・剃る
ここから使うのは、眉の毛流れを整えるブラシやコーム、眉用ハサミ、シェーバーです。
細かな毛を抜きたい場合だけ、必要に応じて毛抜きも使います。
最初から全ての道具を揃える必要はありません。
眉の状態や用途に合わせた眉ケアアイテムの選び方は、下記を参考にしてください。
👉「いる?いらない?眉ケア初心者向けケアアイテムの選び方」
メンズ眉毛の切り方|長すぎる毛先だけをハサミで切る
■STEP1
眉毛を自分で切るときは、最初にブラシやコームで毛流れを整えます。
眉の形そのものから外れている毛と、単に長く伸びて飛び出している毛を見分けやすくするためです。
■STEP2
眉頭から眉山あたりは毛を上向きにとかします。
描いた上側のラインから長く飛び出す毛先があれば、飛び出している部分だけを少しずつ切ります。
■STEP3
眉山から眉尻側は毛流れに沿ってとかします。
ここでも、描いたラインから長く飛び出している毛先だけを少しずつ切ります。
眉全体を同じ長さへそろえる必要はありません。
見るのは、毛流れを整えた状態でも、先ほど描いた眉の中から長く飛び出して見える毛先があるかどうかです。
長い毛を見つけても、1度にまとめて切らず、まず目立って飛び出している毛先だけを少し切ります。
その後でもう1度眉をとかし、普段の毛流れへ戻して確認します。
とかす
↓
飛び出している眉毛を見る
↓
少し切る
↓
もう1度とかして見る
この繰り返しで進めれば、眉全体を必要以上に短くしてしまうのを防ぎやすくなります。
判断に迷う毛はそのまま残して構いません。
眉毛の切り方で大切なのは、全体を均一に短くすることではありません。
今の濃さや毛流れを残しながら、形から飛び出して見える毛先だけを整えます。
メンズ眉毛の剃り方|描いた線の外側だけをシェーバーで処理する
長さを整えたら、次は先ほど描いたラインの外側を見ます。
ここではもう、「どこまで細くするか」「眉山をもっと動かすか」と考え直す必要はありません。
残す形はすでに決まっています。
眉毛の剃り方で基準にするのは、描いた線の内側を残し、明らかに外へ出ている毛だけを処理することです。
シェーバーを使う場合も、1度に広く削るのではなく、線の外側を確認しながら少しずつ進めます。

このとき、最初から描いた線のギリギリまで1度に処理する必要はありません。
まずは、線から明らかに離れている毛から処理します。
1度鏡で確認し、それでも外側に残っていて気になる部分があれば、少しずつ線へ近付けていきます。
外側から処理する
↓
確認する
↓
必要ならもう少し整える
この順番なら、「もう少し剃れば整いそう」と感覚だけで線の内側まで入ってしまうのを防ぎやすくなります。
特に左右差が気になったときは、その場で反対側まで削って合わせようとせず、まず最初に描いた残す線へ戻って確認します。
ここでは眉を新しく作り直すのではなく、すでに決めた眉の外側だけを整理する作業です。
毛抜きを使うなら、形から離れて生えている毛など、細かな部分だけで十分です。
眉全体の形を毛抜きで作ろうとせず、まずは決めた線を基準に考えます。
左右差を追いかけて眉を削りすぎない
実際に毛を減らしていくと、最初より左右差や細かな部分が目につきやすくなります。
そこで「こっちをもう少し」「反対側も合わせよう」と繰り返すと、最初に決めた形より少しずつ眉が細くなっていきがちです。
そのため、眉の処理に対して次の4つをブレーキにします。
- 描いた線より内側へ、感覚だけで入らない
- 左右差を追いかけて、両方を削り続けない
- 取るか迷う毛はいったん残す
- 何度か処理したら、鏡から少し離れて見る
特に「迷う毛を残す」は、セルフケアでは使いやすい判断です。
残した毛はあとから処理できますが、1度切ったり抜いたりした毛はその場では戻せません。
最後は眉だけでなく、顔全体で見て整えすぎを防ぐ
一通り整えたら、最後に改めて眉から少し視線を離します。
鏡へ顔を近づけたままだと、1本の毛や数ミリの左右差が目につきます。
少し離れて、「普段人から見られる距離に近い状態」で顔全体を見てみます。
見るのは、細部が完全に同じかではありません。
- 左右で大きく違って見えないか
- 太さや眉山が顔から浮いて見えないか
- 眉尻が長すぎたり短すぎたり見えないか
- 普段メガネを使うなら、メガネをかけても自然か
- 髪型まで含めた顔全体でまとまって見えるか
明確に気になる場所があれば、そこだけ少し調整します。
一方で、「何となくもう少し整えた方がいい気がする」程度なら、そこで眉ケアは完了です。
細部を見続けて新しい形を作り始めるより、最初に決めた眉が顔全体でまとまっているかを完了の基準にします。

メンズ眉毛を自分で整える流れ|黄金比から完成まで7ステップ
ここまでやってきたことを、最後にもう1度つなげると次の流れです。
黄金比をそのまま正解にするのではなく、顔立ちと今の自眉を合わせて、自分ならどうするかを決める。
そして、その判断を眉頭・眉山・眉尻の3点と線にしてから処理する。
この順番が分かれば、次に眉を整えるときも「とりあえず周りから剃る」のではなく、何を残すかを自分で考えてから手を動かせます。
ここで完成した眉を、正面から写真に撮っておくことで、次に伸びてきた時の眉の手入れの目安にも使えます。
次に眉が伸びてきたら、この完成写真を基準に、崩れた部分だけを対象にケアし元の眉の形に戻していきます。
詳しくはコチラ👉「同じ形に戻す眉のメンテナンス方法」
まとめ|メンズ眉毛は黄金比・顔型・自眉から残す形を決めて整える
男性が自分で眉毛を整える時に大切なのは、黄金比どおりの眉を作ることでも、左右を細かく同じ形へ揃えることでもありません。
最初の基準にするのは「眉の黄金比」。
次に参考にするのが「顔立ちと今生えている自眉」。
その上で、「自分なら何を残して、どこを少し変えるか」を、実際に眉毛の処理を始める前に先に決めます。
「この線の内側は残し、外側の毛は処理する」という境界線を自分の顔に描く。
そして、その線を基準に長い毛や外側の毛だけを少しずつ整える。
この順番なら、毛を処理しながらその場で形を考え続ける必要がありません。
1度自分で形を作れれば、次からは毎回ゼロから眉を考え直すのではなく、伸びてきた毛を今回できた形へ戻していく手入れに変わります。
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